ここで、福祉環境コーディネーターとは、どのような仕事をしているか解説してみたいと思います。一見勉強に関係ないように思われますが、資格を取った後、どのような仕事をするのかイメージがもてれば、勉強に対するモチベーションが上がります。
ところで、皆さんはインテリアコーディネーターという仕事をご存知でしょうか?
依頼主の要望に合わせて、内装をコーディネートし、施工者と共に住宅を作っていく仕事です。
簡単に言ってしまえば、福祉環境コーディネーターは、その福祉バージョンと言うことになります。
具体的に言うと、例えば、足腰が悪くなり、階段を上ることが出来なくなった利用者に対して、 手すりをつけたり、昇降機を設置したりします。
また、車椅子生活を余儀なくされた方なら、それようのトイレや浴槽に改造しなければいけなくなります。
このようにお年寄りや障害者が住みやすい環境を提案するお仕事が、
福祉環境コーディネーターです。
ですが、ここで一つの疑問が沸いて来ると思います。
別にバリアフリーにするだけなら、福祉環境コーディネーターじゃなくても工務店に直接言えばいいと思うはずです。
確かにその通りです。
実際に工事するのは、職人さんですから、わざわざ福祉環境コーディネーターを通す必要もありません。
しかし、職人さんは、工事のプロでも、福祉・介護に関しては素人です。
職人さんにとってみれば何でもないような、わずかな手すりの位置や寸法のずれなど、
利用者にとってみれば、命取りになることだってあります。
そうしたことは職人さんには理解できません。
逆に、福祉の専門家が間に入ったとしても、彼らは建築のプロではないので、 職人さんにとっては無理な要望を平気でしてしまいます。
その結果、とても住みづらい環境になってしまい、利用者の要望に応えられなくなってしまうのです。
そこで、福祉・介護、建築の2つの分野の専門家が必要になるのです。
これからどんどん高齢化社会になり、住宅のバリアフリー化は必須になってきます。
そのような時代にあっては、福祉環境コーディネーターという専門化の重要性が今以上に増し、
将来性に期待が持てる仕事となるでしょう!
一度勉強すると決めたら是非取得を目指してほしいと思います。
仕事だけではなく、プライベートでも活かせる資格です。
